決算説明会記録:カジノ・グループ、2025年の再建で回復フェーズに移行
要約
カジノ・グループは「再建・回復・成長」の3段階転換戦略を進めており、2025年に回復フェーズに入った。通期では再建後初めて同店売上高がプラスとなり、売上高は83億ユーロ(同店ベース+0.5%)を記録した。リース料控除前の調整後EBITDAは14%増の6億5500万ユーロに達し、フリーキャッシュフローは5億1900万ユーロ改善して1億2000万ユーロの赤字にとどまった。純債務は2億9000万ユーロ増の15億ユーロに膨らんだ。ブランド別では、モノプリが同店売上高+0.6%、調整後EBITDA+10.9%増を達成。ナチュラリアは同店売上高+8.6%、調整後EBITDA+57%増と好調だった。フランプリは売上高はほぼ横ばいだったが、調整後EBITDAは約20%増加。カジノ/SPAR/ヴィヴァルは同店売上高+0.6%を記録したものの、過去のシナジー影響で調整後EBITDAは37%減少した。セルディスカウントはGMV27億5000万ユーロ(+3.5%)を達成し、新規顧客を200万人獲得した。グループは店舗網の効率化(1178店閉鎖、207店開店)とフランチャイズ展開を進め、新店舗コンセプトを展開するとともに、マージン改善を目的としたアウラ・リテールやエベレストといった共同調達連携を開始した。進展は見られるものの、財務レバレッジが高く、競争環境の激化やマクロ経済の不確実性に直面している。債権者との協議が続いており、2026年5月以降の債務返済期限延長と条件変更を通じて、Renouveau 2030戦略を支援する動きがある。
(出典:Investing Uk)