ニューヨーク州とPolymarket、違法賭博の疑惑をめぐり対立訴訟を提起
要約
ニューヨーク州司法長官のLetitia Jamesは、予測市場プラットフォームのPolymarketに対し、ニューヨーク州ゲーム委員会の免許を取得せずに違法な賭博業を営んでいるとして提訴した。訴訟によると、評価額が200億ドルを超える同プラットフォームは、州法がモバイルスポーツベッティングに最低21歳を要求しているにもかかわらず、18歳以上のユーザーに賭博を促している。Jamesの事務所は、Polymarketの競合他社であるKalshi、Coinbase、Gemini Titanに対しても類似の訴訟を提起している。州知事のKathy Hochulは、無免許で運営することにより、Polymarketはニューヨークの住民、特に未成年者を危険にさらしていると述べた。
Polymarketは数時間後、マンハッタンの連邦裁判所に反訴を提起し、Commodity Futures Trading Commission(CFTC)が予測市場の規制に関する排他的権限を有すると主張した。同社は、ニューヨー州が州規制当局に従うことと、潜在的な刑事責任に直面することとの「不可能な選択」を迫られたと述べた。同社のチーフリーガルオフィサーであるNeal Kumarは、企業が州当局との差異の解決を試みたが、「メディアのアピールを優先した」と語った。この事案は、予測市場の規制をめぐる州と連邦政府の対立を反映しており、アリゾナ、マサチューセッツ、ネバーダなどの州も類似の訴訟を提起している。
この訴訟は、Wall Street Journalが、多数のユーザーが盗用された銀行デビットカードを関連付け、それを使って賭博を行っていたとの疑惑を報じてから数日後に提起された。CEOのShayne Coplanは、この問題を知った際、「成長し続けて、規制当局が見つかったら罰金を払えばよい」と発言したとされる。Polymarketは、President Donald Trumpの家族と紧密な関係を持ち、Donald Trump Jr.が支援するベンチャーキャピタル企業1789 Capitalからの投資を受けている。同社のアドバイザリーボードにはDonald Trump Jr.も名を連ねている。
(出典:Al Jazeera)